令和6年秋期情報処理安全確保支援士試験を受験したアラフォーの会社員が、午前Ⅱ試験で不合格となった解答や考え方を紹介
この記事では、高度情報処理試験午前Ⅱ試験不合格者の実際の解答や反省点を紹介します。
私は令和6年秋期情報処理安全確保支援士試験に不合格となっています。この記事はその時の反省点や気づき、次の試験で絶対合格するための自分への戒めとして執筆しています。合格者の体験ではありませんのでご注意ください。
令和6年秋期情報処理安全確保支援士試験不合格ですが、午前Ⅰ試験は合格しています。午前Ⅱ試験の結果は散々でしたが、気がついたこともありました。
ちなみに午前Ⅰ試験の合格体験や勉強法はこちらの記事で解説しています。
私が午前Ⅱ試験を不合格だった理由3選
午前1免除で一点突破するか、全科目合格を狙うかで迷っていた
高度情報処理試験では、午前Ⅰ試験科目が共通で応用情報処理試験の範囲から出題されます。午前Ⅰ試験と午前Ⅱ以降の試験では、試験範囲と必要な知識の深さが変わってきます。特に午後問題はセキュリティについてしっかりと理解していないと解けない問題になっているので、午前Ⅰ試験と同時に勉強するのは大変です。
ここで午前Ⅰ試験だけでも受かっていれば、2年後の同時期試験まで午前1が科目免除されますので、勉強の範囲が狭くなり圧倒的に勉強がしやすくなります。私は中途半端に勉強した挙句、午後問題の難易度に絶望して、1週間前から科目免除狙いの午前Ⅰ試験合格だけを目指して取り組みました。
試験1ヶ月前から午後問題を取り組みだして絶望した
勉強の開始は試験4ヶ月前からでした。ざっくりいうと午前Ⅰ対策で2ヶ月(テキストを最初から読む勉強法でしたが、正直全く頭に入らず無駄な時間を長く過ごしていました)
その後、午前Ⅱ試験対策で過去問道場で3年分の過去問が7割程度解けるレベルまで勉強(過去問暗記で中身の理解は及ばず)、最後の1ヶ月で午後問題に向き合いました。
午後問題を解いてみて思ったことが、問題の意味がわからず全く問題文を読む気にすらならないということでした。そのまま勉強のモチベーションが上がらず、直近になって午前1だけでも受かろうと思い勉強を始めた感じです。
セキュリティに対して深い理解をしていなかった
午前Ⅰについては範囲が広い分、初学者であっても読めば理解できる問題がそれなりにあります(筆者は頭がよろしく無いので、丸暗記に頼りましたが)。しかし、午後問題では各技術について深い理解をしていないと問題を解くことができません。生半可な理解では全く歯が立たないので、実際に問題を解くときに手も脚も出ない状態に陥りました。
令和7年春期試験合格のための戦略
最初に書いた通り、令和6年秋期試験では午前Ⅱ試験で6割正解できず、不合格が確定しています。自分の回答を見直した結果、午前Ⅱ試験については午前Ⅰ試験同様過去問題からの流用が非常に多いことに気がつきました。そこで、まずは午前Ⅱで確実に合格点を叩き出すため、過去問道場を用いて過去問中心の演習を行います。
執筆中
令和7年試験に向けて3ステップでの試験対策を実施予定です。(今後の進捗によって戦略は変更する可能性はあります)
戦略1:午前Ⅱ試験過去問題(直近3年分+アルファ)を丸暗記する
実際に受験してみて、試験勉強対策としては、一つづつ確実に攻略することが大事だと感じました。まずは午前Ⅱの合格点を確実に取れるよう勉強を進めます。午後問題にも直結する内容なので理解は必要ですが、まずは確実に合格できる(はず)という安心感を得ることが大事だと思います。
戦略2:午後問題の過去問をベースに問題文を理解できるように必要知識を理解する
午後問題の問題文は前提となる知識が不足していると読むことすら苦痛です。午前Ⅱ試験を合格できる自信がついたら問題文の中の不明な文言を中心に問題を理解できるようになることを目指します。
戦略3:可能な限り実践的な問題演習(過去問)を繰り返す
問題文を読める程度の知識が身に付いたら、実践的な問題演習にすすみます。午後問題の回答は長文で記載する必要もあり、午前までの4択形式とは大きく異なります。実践的な演出を通じて本番試験に向けた実力を養成していきたいと思います。
支援士試験合格に向けて引き続き勉強を継続します
ここまで、実際に受験した際の反省点を活かした戦略を考えてきました。ここからは実践あるのみです。春期試験合格に向けて勉強を継続しますので、一緒に学んでいきましょう!